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2015.08.26 Wednesday

久々の制作

久々のブログ更新。

一部の人からどうしたの?と連絡が来るくらいずっと放置していたわけですが
実はとある音楽制作に参加しまして
それがすげぇ忙しくてブログ書いてる場合じゃなかった(笑)。

実は思うところもあり所謂クライアントワークから長い間離れて
レッスンを仕事の中心にしていた中での久々の制作の仕事。

まだ詳細は控えますが久々にやってみるとやっぱり楽しいもんですね。
もうクライアントワークは完全に辞めて
教えることに専念しようとも思っていたのだけれど。

ただ普段のレッスンであったり、自分の作曲の勉強も当然あったから
それと並行しながらの作業というのはなかなか大変だった(笑)。
おかげで楽しみにしていた寿町のフリーコンサートや
友人から誘われていたBBQなどの夏の予定も返上したり、
堀北真希の電撃結婚で若干心が折れたりもしましたが、
そんな中がんばった甲斐あって良い楽曲に仕上がったと思います。
あとはこれが日の目を浴びるといいのだけれど後は神のみぞ知るって感じですね。

twitterとかでも書きましたがちょいちょい今回の制作での発見を書いてみようと思います。

最近導入したBFD3音は良いんだけど使いにくい。
まだ慣れてないだけかもしれないけどToontrackの方が諸々早い。
ただちゃんと音を作ればオケを混ぜた時の音の抜けや存在感は良い。
でもデフォルトの金物の音は微妙なので(特に激しいロックだと)
外部のライブラリーを購入しようかと思ってる。
なので今回はキック、スネアはBFD、金物はSUPERIORなんて音作りをしてみた。

あと歌モノはやはりヴォーカル入れないとアレンジが捗らない。
当たり前の話だけどシンセメロとかではなく
肉声が入っていないとアレンジや音作りの判断に迷う。
特に今回は歌録り当日になって急遽キーを変更して
締め切り前に急遽アレンジをやり直したけど、
ぶっちゃけ仮歌前より録った後の限られた作業時間の方が全然効率的だった。
むしろヴォーカルによってアレンジが導き出されたって感じ。
なので作曲が終わった段階でラララ〜みたいな簡単でもいいから
歌のデータもらってその後アレンジを詰めていった方がいい。

あとバンド系のストリングスのアレンジのスケッチには
意外とCUBASE付属の音源が使える件。
もちろん音質的にはリアル系大容量サンプル音源の方が全然いいんだけど
そっちだとどうしても音質や細かいアーティキュレーションに耳がいってしまうから
フレーズ作りの集中力が落ちてしまう。

あと噂に聞いていたsylenth1を早速試しみてみたのだけれどこれはスゴイ。
多分アナログ系のソフトシンセでは一番音が良い。
久々にソフトシンセで感動した(笑)。

最後に改めてだけど音楽制作はスピーカーじゃないとダメ。
作業時のテンションが全然違う。ヘッドフォンじゃ勃たない。

という感じでしょうか。

ちなみに今回制作したある曲のサビのコード進行。
結構オーソドックスな進行かな。
ディミニッシュの下がる系は自分の曲で使ったのは初かも。

作業が終わったら絶対にラーメン食うぞ〜と意気込んでいたのに
あまりにも疲れたのでちょっと晩酌しただけで寝てしまった(笑)。
なので翌日、閉店との噂の環2家に行ったらあまりにも混んでいたので後日出直すことにします。
でも代わりに行ったはま家も美味しかった。
ロケーションは悪いですが隠れた名店だと思います。

とりあえずは制作に関わった皆様お疲れ様でした!

09:44 | works | - | -
2012.03.30 Friday

雨の夜の為の室内楽

だいぶ告知送れましたが先日リリースされた
アムの2ndアルバム、
「雨の夜の為の室内楽」にマスタリングで参加しています。

といってもあまり手出しはしてません。
正直マスタリングで出来る事なんて限られてるし
(世間的にはなぜかマスタリングに過剰な期待がある気がする)
無理にいじろうとすると音楽的に悪影響があるので
個人的にはマスタリングの作業よりも藤宮さんのミックスに
あれこれ口を出したことの方が貢献度が高かったと思います。
ちょっとでも気になる部分があればミックスにすぐ戻れるし
無理矢理マスタリングで直すよりも全然良い。

藤宮さんから空気感を重視したいとのことで
今回初めて高サンプリングレートで作業したんですがもう格段に音が良くて驚いた(笑)。
結果的に44.1に戻すとしても高サンプリングレートの空気感は残るし
耳に痛くない良い意味で余裕があるサウンドになる。

でも作業の最初から最後まで高サンプリングレートでやるのはあまり現実的ではないかもね。
いくらコンピューターの処理能力が上がったとはいえ負荷はかかるし、録り音もよりシビアになるし。

あと今回UAD-2のMassive Passiveを全般的に使ったんですがこれはスゴい。
プラグインとは思えないくらい音が良い。
だけどパワーも超消費する。
うちのUAD-2 soloだとこいつを立ち上げるだけで60%もパワーを使う(笑)。
でもそれだけの価値はありますので興味のある方は是非試してもらいたいです。

そんなテクニカルな話はともかくとして結果的にとても優しい音になりました。
当然曲も名曲ばかりですが(個人的には円い夜と見知らぬ神様が特に好きかな)
CD聴くときはそこら辺も注目していただけると作品に携わった人間として嬉しいです。

他のちょっと裏話は後日のメルマガの方でやりましょうかね。
納品直前にトラブった話とかね(笑)。

ちなみに藤宮さんもメルマガに関しては

職業柄ありとあらゆるメルマガを購読していますが、
深界のそれは他のバンド系メルマガとは一線を画す特異な内容で面白いです。
ちなみに最新号の特集は「CubaseとLiveを併用して1日10分の作曲で月50万稼ぐ方法」F

という素晴らしいコメントをtwitterでしていただきました(笑)。
多分50万稼ぐのは難しいですがなかなか面白いと評判ですので
気になる方はこちらからどうぞ。
http://shin-kai.com/m_mailmaga.html

23:38 | works | - | -
2012.03.20 Tuesday

2012/3/19Eriサポートライブ終了!


昨日のEriさんのサポートのライブ無事に終了しました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

まずはセットリスト。

1.Love is no name
2.語り手のない本
3.blame
4.生まれた
5.elephant
6.not a friend
7.London

二曲新曲をやったのですが好評でよかったです。
正直ミスの多いライブでしたけど(笑)
お客さんからの反応は決して悪くなかったと思う。
ある人からはEriさんの歌には俺の音がとても有効だと言う事が確認できたと言われて嬉しかった。
メイクもっと濃い方がいいよとも言われたけど(笑)。

ちなみに今回のライブでは実は45%くらいアドリブでギター弾いてました。
俺にしては珍しくソロをとったelephantもそう。
もちろん大枠は決まってるんだけど細かいところなんてその場のノリで弾いてた(笑)。
本番前のリハとかでも
Eriさん「ここちょっと音入れてよ」
俺「おkです」
みたいな感じで決まっていった感じ。
まあ、ミュージシャンなら当たり前の行為なんですけども。

でもこれって前にサポートさせてもらってた頃には出来なかったんだよね。
あの頃って練習してきたことだけをただなぞることしかできなかった。
クラシックから音楽に入った自分にはアドリブやノリで弾くなんて
魔法以外の何物でもなくてそれが出来ないのがコンプレックスだった。
だけどサポートから離れた時期から
自分なりに練習したり、理論勉強したりで
少しずつだけど自由に弾けるようになってきた。
もちろん全然まだまだなんだけどそんな小さな積み重ねが発揮できて個人的にはよかった。

だけど同時に課題も。
前にサポートさせてもらってた時期からだいぶ時間が経っていたので
過去にアレンジやプログラミングした曲を
今回のライブのために聴いてみたらもうびっくりしちゃって。
音的には荒削りなんだけど発想がスゴい。
「Love is no name」なんてアンビエントからカオティックハードコアになって
しかも90年代のNINみたいなノイズが全編にあるという(笑)。
自分でもどうやったらこんなの作れるんだと思ったくらいだし
某プロにも「どうやって音作りしてるの?」ってライブ後にも質問されたくらいで。
まあ、あの頃の自分にはそれしか出来なかったというのもあるんだけど
最近こういう無茶な音楽作りを忘れちゃってるなと反省。

20:15 | works | - | -
2012.02.02 Thursday

邂逅

Eri
トイズファクトリー
(1999-12-22)

久々にEriさんとこの前会ってきました。
電話やメールはしても直接顔を合わせるのは超久々。
相変わらずキレイな方でした。
俺は大人っぽくなったと言われました(笑)。
出会ったのが俺が25とかの頃ですからね。
あれから5年、時の流れは早いです。

旧ブログでEriさんの事は色々書いてたんですが
ブログごと削除してしまったので
初めてEriさんの事を知る人のためにちょっと書いてみます。
昔から俺のことを知ってる人は耳にタコができるほど
聞いてる話だと思いますが付き合ってもらえると嬉しいです。

Eriさんを知ったきっかけは
LUNASEAのSUGIZOさんが一時期猛プッシュしてたことでした。
当時の俺はとにかくSUGIZOさんがすすめる音楽は
全部コンプリートするくらいの勢いで聴いていて
実際にその頃聴いた音楽は自分のベーシックになるほど影響を受けました。
そのなかのアーティストの一人にEriさんがいました。
90年代は個性的な女性アーティストが日本に大勢いましたが
そのなかでもEriさんはずば抜けて独自の世界観があって
見事にハマっていきました。

ここまでなら俺の他にも似たような人がいると思うのですが
ここからは俺独自の展開になります。

Eriさんのことを知って過去の音源も遡って聴いてきましたが
残念ながら俺が聴いた頃にはメジャーから離れていたし
あまり情報が出回ってなかった。
しいて言えば昔、森下恵理名義でアイドル活動してたくらいしかわからなかった(笑)。

でも深界を始めた頃にたまたまEriさんのHPを見つける事ができました。
そこでメジャー以降の曲を聴いたのですが
あの頃よりも段違いに進化していたことに驚いた。
それを当時のブログに書いたらなんとEriさん本人のコメントがあったり(笑)。
この頃は単なるファンの一人だったと思います。

そこから数ヶ月後、
EriさんのHPでライブのサポートメンバーを募集すると告知がありました。
ちょうどその頃は深界ではメンバーが飛んだりとかで(笑)
行き詰まっていた時期なのでタイミング的にもよかったし
何よりも自分の好きなアーティストと音を出したかった。

で、結果的には一緒にやらせてもらうことになりました。

結構スゴいことだと思うんだよね。
自分の好きなアーティストに選ばれるのって。

多分、Eriさんが最初に関わったプロの人だと思うのですが
周りの方々のレベルも超高くて
当時は自分みたいな若造がいていいのかって感じでした(笑)。
一時期、色んなレッスンに通って
とにかく技術を磨くのに集中した時期があるのですが
その理由はEriさんやその周りの方々と
自分の音楽的なレベルの差があまりにも大きすぎて
このままじゃ自分はプロにはなれないと思いっきり痛感させられたからです。
今だからから言える話なんですけど当時はそのレベルの差に相当打ちひしがれていました(笑)。
他にも理由はありますがきっかけとしてかなり大きかったのだけは間違いない。
でもその体験があったからこそ今の自分があると思っているので本当に感謝しています。

そこから年月が経ち、
去年の終わりにEriさんの方から
オファーをいただき今に至ります。

もうバレバレだったと思うけど
某女性アーティストって実はEriさんの事だったのです(笑)。

その手始めに今月の26日に都内某所でライブすることになりました。
もちろん俺も出ます。
シークレットライブ的な感じですので
詳細はここでは告知しません。
興味のある方はがんばって調べてください(笑)。

昔は自分の技術が足りないせいで足を引っ張ってた部分も多々あったと思うのですが
今はかなり貢献できる自信がつきました。
その成果を音源やライブで見せれるようがんばりますので楽しみにしていてください。

ちなみにだいぶ過去のものですが
Eriさんのライブのサポートした動画がyoutubeにあります。
よければ観てみてくださいね〜

03:46 | works | - | -

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