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2017.06.21 Wednesday

音楽理論の勉強はなぜ必要なのか

よく音楽の世界でセンスが良いと呼ばれる人がいる。
で、そのセンスというのを突き詰めていくと要は耳の良さなんだよね。
いわゆるソルフェージュ的な能力も
何を音楽的かを判断する審美眼(耳)も含めて耳が良い。
たまに理論や譜面の読み書きも一切できないのにプロになったりするのはこの手のタイプです。

ただ残念ながらほとんどの人がそれに該当しないし、巷のプロの多くもそれは同じ。
そこで天才タイプの耳の良さと渡り合うために必要なのが音楽理論なのだと思う。
理論の勉強を通していかに自分の耳をセンスを
天才レベルまで鍛えるのかという界王拳的な発想で関わると一気に世界が開ける。

たまに理論を勉強したのにイマイチ実践に結びつかないという人いるけど
ほとんどの場合は耳を使ってないし、鍛えてもいない。
それでは厳しいこと言うようだけど
この先、何年勉強しても実際の音楽には活かせるようにはならないと思う。
音楽理論は一応学問の枠組みに入るみたいだけど個人的には技術だと思っている。
なので面倒なようだけど一音一音を出して
自分の耳で音を味わいながら学ばないと勉強したうちに入らない。

というのがなぜ音楽理論の勉強が必要なのかという自分なりの回答です。
なので自分の音楽を既に思い通りにコントロールできている自覚があれば
勉強なんかせずにそのまま突き進めばいいし、
限界を感じていたり、さらに耳の良さやセンスを拡張したいのなら勉強すればいい。

21:34 | lesson | - | -
2017.01.23 Monday

裏メニュー始めます

今年初のレッスンの卒業生が出ましたのでいつもの恒例の食事に行ってきました。

入門した時はまだ19歳で2年近く通ってくれました。
元々ある程度実力がある人でしたが
非常に素直な性格だったのでスポンジのような吸収力でメキメキ上達しました。
これからプロ活動に向けて頑張っていくようなのでこれからが非常に楽しみです。

で、ここからちょっとしたお知らせ。

これまでレッスンに関してはカリキュラムを終えたら卒業ということで
あとは自分で頑張ってね、というスタンスでいました。

自分自身が過去そういうスタンスで習ってたし、
これまでレッスンで使っていたお金や時間を
他のことにまわしてもらった方が本人にとっても有益だと思っていたからです。

ただ何人かの生徒さんから仮にカリキュラムが終わったとしても
レッスンには通い続けたいという声をもらいました。

これまで卒業した人の中にはプロになったり、
それに準ずる人も少なからずいるのですが
中には教える仕事を始めた人も出始めました。

でもいきなり自分の一人の力だけやっていくのは不安だし
要は困った時の駆け込み寺みたいな場所が欲しいようなんですね。

これは自分自身も経験があったので非常に良くわかります。

が、もう一つ意外な理由もあって。
それは音楽的なコミュニティや場、接点をなくしたくないと。

確かにレッスンではプロやプロを目指すバリバリ音楽活動をしている人も割といるのですが
アマチュアとして仕事を持ちながら音楽と関わっている人もいます。
特にそういうタイプの人はレッスン以外で音楽関係の人と関わる機会がないパターンが多い。

今はネットで誰でも自由に作品を公開できる時代ですが
やはりリアルの世界でも音楽活動していないと
音楽関係のつながりが持ちにくいのも事実。

特に作曲の場合はプレイヤーと違って一人ぼっちになりやすいし
多くのアマチュアの人は社会人モードと音楽人モードを切り替えて生活しているはずなので
学校や職場で思いっきり音楽関係の話で盛り上がれることもそうはないと思います。

でもそういう人もレッスンで俺と音楽の話をすることが
実は楽しみの一つだったと話してくれて。
基本的にレッスンではスキル以外に関しては
ノータッチというスタンスで行ってきたのでそういった声が出たのは自分でも意外でした。

ですのでまだテスト的な段階ではあるのですが
レッスンのカリキュラムを修了、もしくはそれに準ずる人を対象とした
エクステンドなコースというのも裏メニュー的に設けることにしました。

内容としてはもう新たに何かを教えてもらうとかではなく
その人にあった課題を出して
それを次回のレッスン時に共に推敲、検討するというスタイルです。

例えば指定された楽曲の分析であったり、
ヴォーカルトラックだけ渡してアレンジも込みで作ってきてもらったり、
様々なジャンルのミックスの素材を渡してマスタリングまでやってきてもらったり、
その他レッスンでは日々研究&アップデートを繰り返しているので
そこで新たに生まれたメソッドやエクササイズも伝えたりとか色々できることがあると思います。

もちろん自分のプライベートな作品の意見やアドバイスも希望があれば行います。

あとこれはまだ構想中の段階なのですが
メインのカリキュラムを終えた人のみを対象とした
グループレッスンや勉強会も不定期に行うのも面白そうです。

グループレッスンだとどうしても受講者のレベルにバラツキがあるので
どんなに面白い内容をやったとしても習得にムラができてしまいます。
なのでレッスンでも一対一のプライベートレッスンのスタイルにこだわっているのですが
アドバンスなところまで教えた人たちには
その辺りの心配が無用なのは俺が一番よくわかっているし、
ある程度のレベルの人間しかいないのでお互いの切磋琢磨にもなるかなと。

そこでそれぞれの楽曲の試聴会や批評、意見交換なんかもできればさらに面白そうです。
これまでも飲み会的な集まりは何度か企画していますが
純粋な音楽的な交流の場もあった方がいいとは感じていたのでちょうど良かったです。

ただこの段階になると月に2回も通わなくていいと思うので
月1、もしくはそれ以下の不定期というペースにしたいと思います。
ですので対象の方で興味のある方は個別に問い合わせてください。

という感じで実はリアルのレッスンが結構忙しいのと
自分自身の作曲の勉強も忙しいので
Youtubeの動画もブログも最近あまり更新しなくなってしまいました。

そんな感じなので最近レッスンまだやっているかどうか問い合わせのメールが届きました(笑)。
やはりネットで定期的に情報発信しないとそうなっちゃいますよね。

安心してください(これもう死語かもしれない)、レッスンやっていますよ。
リアルのレッスンは日々メソッドを更新して進化しています。

もちろん動画も更新したいし、ブログももっと書きたいですが
どうしても目の前の事、人を優先せざるを得ないので
興味ある人は直接来てください。
http://kohtaro.com/wp/lesson/

15:48 | lesson | - | -
2016.12.27 Tuesday

Bm7(b5)の使われ方

Key=C majorとしてBm7(b5)、VIIm7(b5)というのは
ファンクション的にはドミナントに分類される。
理由とはしてコードトーンにトライトーン(Key=CではFとB)が含まれているから、
そしてG7(9)のルートを抜くとBm7(b5)にもなる。

が、実際ドミナントの代理コードとして使われることは
ポピュラー音楽ではあまりなくて
ほとんどの場合は平行調であるKey=A minorのサブドミナントのIIm7(b5)、
つまり平行調への移動のきっかけとして使われることが多い。
鍵盤弾いてみればわかるけどBm7(b5)を弾いた瞬間にE7へII-Vしたくなる。

なので理論的にはドミナントなんだけど
実際のところはサブドミナント的な使われ方が多い。
ここが教科書と現場の違いでもある。
ただあくまでその傾向があると言うことだけであって
必ずしもそれに従わなければいけないわけではない。
あくまで使用頻度が高い定番の使われ方というだけです。

個人的にこれ面白いなと使われ方としては涼宮ハルヒの「冒険でしょでしょ」かな。


「過去になった今日の今が奇跡〜」
(動画だと1分10秒くらいから)

の歌詞のIV、IIIm、IIm、I、VIIm7(b5)、bVIIMaj7の順次進行で
経過コードしてVIIm7(b5)が使われているところ。
初めて見たときは上手いな〜と思いました。

結構アニソンってコード進行面白いので勉強になります。
が、最近の若い子ってハルヒ知らないのね。
若者とのジェネレーションギャップに驚いている今日この頃です。

PS
Youtubeのチャンネル登録が2000人を超えた感謝と記念という事で
期間限定でキャンペーンを行っています。
レッスンに興味のある方はこの機会に入門をご検討ください。
今年中に連絡をくれた方に関しては
受講が来年からとしてもキャンペーンが適用されます。
詳細はこちら。
http://kohtaro.com/wp/lesson/campaign/

19:36 | lesson | - | -
2016.11.01 Tuesday

2000人斬り記念のキャンペーンやります

先日ついにYoutubeのチャンネル登録が2000人を超えました!

1000人の時もビックリしましたが2000人ですよ、2000人。
あまりにも忙しくてシン動画が作れてないのは
我ながら残念ですがここまでくると本当感慨深いですね。

その感謝と2000人斬り達成の記念という事で久々に期間限定のキャンペーンを行います。

詳細はこちら!

・キャンペーン内容
キャンペーン期間中に使える音楽理論の動画を観て感想を送って入門された場合、
初回の月のレッスンを一回分無料で追加します。
例:月2回の場合、初回の月のみ月2回の料金で一回分レッスンを無料で追加して計3回、
以降は通常通り月2回に戻ります。
動画はこちらのページから無料で観れます。
http://www.youtube.com/user/kohtarooffical

・期間
2016/11/1~2016/12/31まで

・申し込み方法
HPのお問い合わせのページにあるフォームの件名にレッスン希望と入力し
本文か返信で送られる記入フォームに「使える音楽理論」の感想を送ってください。
現在アップされている動画のどれでもかまいません。

もし内容的に難しかったり、よくわからなかった場合、
どのあたりが難しくてわからなかったのか、
こんな内容の動画を観てみたいなどの意見も可とします。
http://kohtaro.com/wp/lesson/contact/

ただし「あ」とか「面白かったです」のような
やる気が見えなかったり、小並感(小学生並みの感想)なメールは
問答無用で落としますので本気の方のみ送ってください。
熱いメッセージ待ってます!

今回久々のキャンペーンとなったわけですが
おそらく次回やるとしたら当分先になるかと思いますので
レッスンに興味のある方はこの機会に入門をご検討ください。

17:50 | lesson | - | -
2016.05.31 Tuesday

卒業生の声

先日、レッスンのカリキュラムを修了した卒業生が出ました。

そこでレッスンのアンケートをお願いしてHPにも掲載させていただいたのですが
http://kohtaro.com/wp/lesson/student/
それとは別にレッスンに関しての個人的な感想やお礼のメールもいただきました。
その内容にあまりにも感激してしまい、
思わず全世界に向けて自慢したくなったので
本人の許可も頂いてブログに転載させてもらうことにしました。

いただいた内容をほぼそのままコピペしましたが
個人情報に関わるところだけや
スペースの都合で改行の必要があるところはこちらで微調整しています。

以下、いただいたメール。
________________________
おはようございます。
レッスンではお世話になりました、Hです。

ご連絡いただいたアンケートの件と、
レッスンを通しての感想のようなものをつらつらと書かせていただきました。
(アンケートの回答は、感想の後とさせてもらいました。)

あらためまして、レッスンありがとうございました!
メールを見返したのですが、2014年の1月からお世話になっておりました。
最初にプロフィールということで、無駄に長いメールをお送りしたのを覚えております。
あの時は、オーダーとして「あなたの音楽経験、音楽への情熱を見せてください」
ということかなと思い、あの時点で出せるすべてを出しました。
結果的に半生を振り返るような内容で、「自分は音楽と共に生きてきたのだなぁ」と
再確認できる良い機会にもなりました。
(超長文にお付き合いさせてしまい、すみませんでした。。)

あの頃とくらべて、情熱はまったく衰えていませんし、
音楽との距離も少し縮められたかと思っています。
正確には、縮まったというよりとても鮮明になったような気がします。
ただ単純に好きだ!というだけでなく、好きだからこういうことが
できるし、できるようになりたいというか。
告白するだけじゃなくて、次の休みのデートプランまで用意してあるような?(笑)
そういう意味では、前は距離そのものがよく分かっていなくて、
今はまだまだ遠くにあるけど、糸口はなんとなく分かってきたような
そんな印象を抱いております。

正直、カリキュラムは確かに終わったかと思うのですが、
まだまだ教えていただいたことが、生かせてはいないと思います。
実用面を重視された内容だったとは思うのですが、
ぜんぜん私の実力が追いついていないし、追いついたらこんなものじゃないとも思っています。
今見えない音・絞りだせない音がまだまだあるはずです。
理論編→実践編ってなればよいのにな~とは正直思いましたが、
それは今後ガッツリ活動していくことで、お見せいたします。

私はステージ上だと踊らずにはいられなくて、
それを見た人に「なんで踊るの?習ってたの?」と聞かれるのですが、
「学生時代に競技ダンスしてました」と答えるとだいたい納得してもらえます。
ですが、私がステージで踊らざる負えないことは、
学生時代の部活とは何の関係もないです。
大音量でかっこいい音楽が鳴ってたら、
普通踊るでしょ?踊らなきゃもったいなくない?っていうのが本当の回答です。
だからと言って、学生時代に毎日練習してたことが影響していないかというと、
まったくそんなことはなくて、それまで我流でしかやってこなかったものに、
芯を通してくれた、バリエーションを教えてくれたということは、
かけがえのない体験であり、列記とした財産です。
改めて、作曲を習ったことについて考えてみたときに、
最初に思い至ったのが、このダンスの経験でした。
Kohtaroさんも前に言われてましたが、習わなくとも曲を作ることはできますし、
私も作り続けていたとは思います。

でも、理論を体系づけて、初歩のインターバルからアドバンスのモーダルまで、
演習踏まえて教えていただいことは、本当に価値のある体験だったと思います。
無数に存在する音のつながり・組み合わせの中で、芯となる型を教えていただきました。
(実際、曲を作っていて詰まった時は、テキスト見返しています。)
きっとこの感覚は、今後制作を続けていく中でもっと実感できるのだろうなぁと
期待しております。

レッスン後のお話の時間も面白くて、
音楽のお話、業界のお話、他の生徒さんのお話など
どれも本当に刺激的でした。(笑)
(それもあって、今後も通い続けられたらなぁ・・・と思っていました。)
そして、色々と考えさせられました。
いびつかもしれないけれど、皆さん音楽してるんだなぁと。
自分の音楽の密度は、いかほどのものなのだろう、、と。
そういうことも含め、昨日のお昼のときに言われていた、
「音楽バカが楽しめる場所」にて、伸び伸びと過ごさせてもらったのだろうなぁと
思っております。

あとは、期間としては短かったですが、
ミックス編はかなり得るものが大きかったです。
プラグインの効果的な使い方・選び方って、今は情報が多すぎて、
混乱してしまうかと思います。
こちらもひとつの型を学ぶことができました。
実習通して音がみるみる変わっていくのは、とてもエキサイティングな体験でした。

あまり関係のない話ですが、歌の教室のほうでも、
私が3年以上習っていた講師が教室を辞めることになりまして。
その人とは今後もそれなりに顔を合わせる機会はありそうなのですが、
その人から歌を習うことは今後はなくなります。
期せずしてこの5月で、師事していた方々と距離が離れていってしまうというのは、
巣立ちの季節というか、運命的なものを感じざるおえません。
時が満ちた(Time has come!)、ということと解釈し、
今後はアウトプットに、重点を置いて生きていきたいと考えております。
(仕事に飲まれず、言い訳にせず。。)

レッスンのほうは修了となりますが、
今後も制作・活動方針等でご相談させてもらうことが
きっとあると思いますので、その際はどうぞよろしくお願いします。
Kohtaroさんの音楽家としてのエッジが、
ますます研ぎ澄まされていくことを期待しております。
そして、お忙しそうですがやはり飲みたいですね(笑)

最後まで長々と失礼しました。
二年半の間、本当にありがとうございました。
________________________

以上、です。

いかがでしょうか?
思わず自慢したくなった理由よく分かると思います(笑)。

よく俺のレッスンは分かりやすいと言ってもらうことが多いですが
正直これまでカリキュラムを最後までやりきった人はそうは多くありません。
いくらわかりやすくレッスンをしてはいてもアドバンスな段階になったら難易度は上がるし、
そして何より大人になったら音楽自体を続けるのが現実的に困難になるからです。
これはプロとかアマとか関係なしにです。

特に30を過ぎると仕事の都合、家庭の都合、健康上の都合などで
どんなに本人にやる気があっても音楽から離れざるを得ないのはよくある話だし、
これまでそんな人を何人も見てきました。

音楽やっていて辛いと思うことはそんなにはないですが
自分が関わっていた人がレッスンどころか、
音楽から離れるところを見るのは何度見ても慣れないし、辛いです。

なので決してプロやプロ志向の人だけでなく
現実の社会や生活と折り合いをつけながら
アマチュアとして音楽を続けるというのはそれだけでスゴいことなのです。

今回の卒業生の彼も仕事を持ちながらアマチュアとして音楽と関わっています。

仕事をしながら音楽をやるのは時間的、体力的にも大変だし、
何より真剣にやればやるほど周りから白い目で見られるであろうことは容易に想像がつきます。
俺もフリーターを8年やってプロになったので
仕事をしながら音楽をやることの大変さはよくわかっているつもりです。
「仕事でもないのに何マジになってんの?」みたいな目や言葉は嫌なくらい浴びたし、
そこから抜け出すために20代は死ぬほど頑張りました。
プロになりさえすればこーゆーバカと会話しなくて済むと思ったから。

俺がレッスンをしているのはもちろん仕事だからとか、
スキルを伝えたいからとかもありますが
同時に「音楽バカが集まる場」を作りたいからというのも大きい理由だったりします。

仮にプライベートではどんなに音楽や音楽が好きな自分を否定されたとしても
音楽への情熱を100%ぶつけられる
音楽バカの音楽バカによる音楽バカのための
場や時間がもっと世の中にあってもいいのではないかと思うからです。

なので知識や技術を教えるだけの
カスタマーセンターや受験予備校のようなレッスンではなく
これからも音楽バカが集う場であるという初心を忘れずに頑張っていきたいと思っています。

ただこれまでレッスンで一緒に過ごした時間であったり、
もらったメールを見る限りきっと大丈夫であると信じていますし、
そして何よりプロフィールを送る際、
指示されてもいないのにワードで10枚以上ビッシリ書いて送るような
情熱と粘り強さの持ち主なので(笑)余計な心配は無用でしょう。

これまで月に二回顔を合わすのが習慣で
それがこれから先なくなるのは寂しいのは本音ですが
彼のこれからの検討を祈って送り出したいと思います。

これまでお疲れ様でした。
そしてこれからも頑張って!

PS
最終レッスン後はいつものカレー屋に一緒に行ってきました。
もちろん俺の奢り。レッスン修了の裏特典です。
肝心のカレーは撮り忘れたのでデザートのアイスをパシャりと。

お土産でいただいたワインも美味でした。感謝!

18:44 | lesson | - | -
2016.05.07 Saturday

Giant steps


https://www.youtube.com/watch?v=2kotK9FNEYU&spfreload=10
ポピュラー音楽の歴史の中で調性の範囲で
できることの限界ラインの一つにコルトレーンの「Giant steps」がある。
あまりにもめまぐるしくキーが変わるので難曲と呼ばれているんだけど
理論的な仕組みを知ると実はなんてことがなかったりする。

この曲は3トニックシステムと呼ばれる技法(通称コルトレーンチェンジ)で出来ている。
オクターブの間を3分割して、分割したポイントをI(トニック)として
そこに対するVやII-Vを持ってきてるだけ。

ただあまりにもテンポが早いのと
キーもめまぐるしく変わるので演奏するのは結構大変だし
当時の名手と呼ばれるプレイヤーも面喰らうくらい難易度が高かったよう。
ピアノソロとか相当戸惑っているのが聴いてて伝わってくる。

ただ傾向と対策をすれば正直誰でも攻略可能だったするし
現代のミュージシャンとしては常識として身につけておきたいところだけど
コード進行のパワーがあまりにも強すぎて
どんなメロディやフレーズを持ってきても
Giant stepsの域を超えるのが難しいというのが個人的な見解かな。

音楽をマトモにやってる人なら聴いただけで
「あ、コルトレーンチェンジやってるな」
ってわかっちゃうくらいわかりやすいし
正直プレイヤーやミュージシャン同士のセッションや
レッスンや教則本の課題曲くらいでしか使い道がないのが難点。

ただ音楽理論がなければ間違いなく存在しえなかった曲であると思うし、
奇しくも同じ時期にマイルスの「Kind of Blue」が発表されて
モーダルというシステムにジャズがシフトしていったのは面白いと思う。
そういう意味で言えば音楽の歴史において非常に価値のある曲だと思います。

ちなみに余談ですがその後、コルトレーンも「impressions」でモーダルを取り入れますが
楽曲の構造が「So What?」と全く同じなのは笑える。

で、現代では調性音楽もモーダルも、
さらにブルースもミックスした
創作料理みたいな音楽もたくさんあるのでシステム的には超複雑だったりします。

さらにJ-POPの曲で厳密にはコルトレーンチェンジではないんですが
これを応用した技法が使われている楽曲があってあれには驚いたかな。

と、普段レッスンでしか話さないような(それも上級者向けの)
マニアックなこと書いてみました。
より詳しいことを知りたい方はいつでもレッスンへどうぞ。
http://kohtaro.com/wp/lesson/



PS
HPにてレッスン生の声というのを紹介しています。
ここに載せているのはこれまで受講してくれた一部の声なのですが
それでもこれまでいろんな方が通ってくれたな〜と思います。
今年に入ってしばらく更新してなかったので新たに4人の方の声を追加しました。
皆さん一年以上受講してくれています。

10代でプロを目指す将来有望なNさん、
はるばる埼玉から通ってくれているHさん、
就活で忙しいなかレッスンも頑張ってくれているRさん、
過去にS本龍一氏のラジオで自身の楽曲がオンエアされた実績のあるKさんの4人です。

ページの下4人分が今回追加した分となります。
レッスンに興味のある方は是非ご覧ください。
http://kohtaro.com/wp/lesson/student/

09:59 | lesson | - | -
2015.05.09 Saturday

ある生徒さんの質問

かなり久々のブログ更新(笑)。

実はGW中に以前レッスンに通ってくれていた生徒さんからメールで質問がきました。
基本的にレッスン中はもちろんのこと
修了や退会後も一定期間内であれば
あまりにもくだらなすぎる質問以外は返答しているのですが
なかなか興味深い質問でしたので
生徒さんの方の許可もいただきブログでシェアさせていただくことにしました。

ただある程度理論を学んだ方以外はチンプンカンプンだと思いますので悪しからず(笑)。

・生徒さんの質問
大変ご無沙汰しております。
実は今、連休を使ってバンドのレコーディングをしているのですが
ちょっと問題が発生しております。

例の外国人のバンドメンバーと一緒にやっているのですが、
あるメンバーがレコーディングの最中に突然私の作った曲について

「CMaj7において♭13thというテンションは
一般的には不協和音とされているがその理由を説明せよ。
またCMaj7(♭13th)というコードが仮に使えるのだとしたら
その理論的な根拠と音楽的にどのように使えるのか具体例も示せ」

とかホザキはじめておりまして録音が中断しております。

この質問になんとか答えようとしたのですが、
勉強をしばらくしていなかったために
すっかり音楽理論の脳みそが起動せず
このままうまく説明できないと
私の曲がボツになる可能性もあるので大変焦っております。

先生、もしよろしければこの外人を黙らせる答えをお願いできますでしょうか?

本当にずうずうしいお願いで心苦しいです。

頼る人がいないので先生に泣きつきました。
よろしくお願いします。


・kohtaroの返答
kohtaroです。
ご無沙汰しております。

色々大変そうですが(笑)
充実した音楽活動させているようで何よりです。

以下、僕なりの回答になります。

>>CMaj7において♭13というテンションは
一般的には不協和音とされているがその理由を説明せよ。

一般的にCMaj7というコードから連想されるローマ数字はIMaj7及びIVMaj7、
コードスケール(モード)はアイオニアンとリディアンです。
なぜならCMaj7でアイオニアンなら
当然ながらKey=Cからのコードと考えるので
構成音はC,D,E,F,G,A.Bでテンションが9th=D、13th=Aとなります。
( Fはアヴォイドです)

CMaj7でリディアンなら元ネタがKey=GのIVのコードなので
構成音がC,D,E,F#,G,A.Bとなりテンションが9th=D、#11th=F#、13th=Aとなります。

そしてMaj7で13thではなく♭13thが普通は連想されないのは
単純にアイオニアン及びリディアンのスケール上に♭13、
Cから数えてのA♭が存在し得ないからですね。
(もう既にAのナチュラルが存在しているので)

いわゆる経過音としてメロディで使われることがあっても
ハーモニーを構成する音としては選択されることは普通はありません。

>>またCMaj7(♭13th)というコードが仮に使えるのだとしたら
その理論的な根拠と音楽的にどのように使えるのか具体例も示せ

ただし上に書いたのはあくまで一般論でありもう少し解釈を広げてみると
Maj7で♭13thが選択される可能性は十分あり得ます。

それはハーモニックメジャー(和声的長音階)を使った場合です。
実はこれは僕のレッスンでもアドバンスな段階にならないと触れないスケールなのですが
添付した画像を見ればわかりますようにメジャースケールと比較すると
6番目の音が半音下がってC,D,E,F,G,A♭,B,となっています。
ハーモニックマイナーの短3度が長3度になったとも言えますね。

ですのでここから持ってきたと解釈するとCMaj7(♭13)というのは全然ありになります。
(ちなみにモードはアイオニアン♭6と呼ばれます)

ただ世の中の使用頻度的にはそれほどないですね(笑)。
僕が聴いた中だとポピュラー音楽では
マリアシュナイダーのようなコンテンポラリーなジャズであったり
映画音楽や変態的なポップスくらいしか耳にする機会はそうはないのではないでしょうか?

でも神秘的なちょっとエスニックな匂いもして僕は結構好きなスケールだったりします。

もう一つ解釈の可能性をあげると♭13を#5と見る可能性です。
その場合はCMaj7(#5)つまりオーグメントのコードになります。
コードトーンはC,E,G#,Bです

その場合はAのハーモニックマイナー及び
Aメロディックマイナーの三番目から持ってきたということになります。

ちなみにハーモニックマイナーならC,D,E,F,G#,A,Bでアイオニアン#5、
メロディックマイナーならC,D,E,F#,G#,A,Bでリディアンオーグメントとなります。

使用頻度としてはリディアンオーグメントの方が高いと個人的には思いますが
これも正直マリアシュナイダーくらいでしか耳にしません(笑)。

あとは確かラヴェルも使っていたような…

ですのでここまで選択肢を広げればCMaj7(♭13)も十分ありえると思います。
ただ正直クセがあり聴きやすいサウンドではないので
使いこなすにはそれなりにセンスが要求されるとは思いますが
ハマったらなかなかかっこいいと思います。

ちょっとメールの文面ですとこのくらいの説明が限度なので
これ以上は対面じゃないと心苦しいのですが
今の問題の解決のヒントに少しでも役立てば幸いです。

以上、僕からの回答になります。

と、いった感じなのですが結果的には
生徒さんのメンバーの方にも質問の内容を伝えることができ、
曲の方もボツにならなくて済んだようです(笑)。
めでたし、めでたしですね。

さらにお礼のメールには

「勉強はちゃんと続けないといけないと強く実感いたしました」

と書いてくれたのは嬉しかったです。

一つのコードに対してここまで向き合える人は世の中そうは多くないですし
もちろん本人の資質も大きいですが
間違ったことをレッスン教えてこなかったという確認にもなったからです。
今は事情があってレッスンから離れていますが
また機会があれば是非レッスンさせていただきたいなと思います。

その時には以前教えていた頃よりもさらに濃い内容をレッスンできるよう
自分自身も精進あるのみです。

それと生徒さんにはハーモニックメジャーを使った譜例も渡しましたが
今回のブログではあえてその箇所は省かせてもらいました。
なので気になる人は体験レッスンへどうぞ(笑)。

そうそう、レッスンの方ですが今月よりお得な平日割りというのができました。
時間の都合のつきやすい方、平日休みの方は是非ご検討ください。
http://kohtaro.com/wp/lesson/

19:01 | lesson | - | -
2015.02.05 Thursday

久々の卒業

先日、久々の卒業生となったレッスン生とレッスン後に食事へ。
たま〜にtwitterとかでつぶやいている
味は最高なんだけどそれ以外(店の雰囲気や接客)は
微妙なイタリアンへ行ってきました。

ちなみにうちのレッスンではメインカリキュラムをやり切ると
卒業記念に俺に飯を奢ってもらえるという裏特典があります(笑)。
(なので現在受講している方々は卒業目指してがんばってください)

今回久々の卒業生となる彼も入門当初はまだ10代後半だったんですが
早いものでこの春で大学卒業、そして就職します。
だいたい2年半以上3年未満くらい師事してくれたのかな。

うちのレッスン生でも若い方ですが
下手なプロよりも理論に対する深い理解があるし
作曲に関しても少なくとも同世代では相手になる人は
そうはいないくらい成長してくれたと思う。
あと足りないのは機材と経験くらい。

ただ彼の場合は全然若いし伸びしろがまだまだある。
就職しても当然音楽は続けていくようだし
今後彼がどのような音楽を作っていくのか個人的にも楽しみだったりしています。

おそらく今年は卒業生となる人が何人も出てくるようなタイミングだと思います。
なので卒業するたびにいちいちブログに報告してたんではキリがないので
今回で卒業生に関しての記事は控えておこうと思いますが
ただ俺が全然無名で(今でも有名人でもなんでもないけど)
今よりも教える技術も音楽の知識も未熟で
生徒数も片手で数えられるくらいしかいなかった
講師として駆け出しの頃から習ってくれた人たちには
特別扱いをするわけじゃないけど感謝であったり、感慨深いものがあります。

講師としても、一人のミュージシャンとしても彼の今後の検討を祈ります。

ちなみにレッスン後に食事したお店はこんな感じ。

一応ダイエット中で外食禁止してたんだけど今日くらいはいいでしょってことで。
そうは言っても糖質制限していたので
俺はパスタは泣く泣く諦めて肉料理をオーダー。
確か鹿の肉のステーキだったかな?
多分生まれて初めて食べた気がするけど美味しかったです。
本当ここは味に関しては最高なんだよな、味に関しては(笑)。

PS
前にもお知らせしましたが
2015/2/1~2015/3/31までの期間限定で
使える音楽理論の感想や意見を送って期間内に入門された方に限り、
初回の月のレッスンを一回分無料で追加するキャンペーンをやってます!
またキャンペーン終了後はレッスン料金が値上がりしますので
レッスンに興味のある方は是非ご検討ください。

詳細はこちら。
http://kohtaro.com/wp/lesson/campaign/

00:06 | lesson | - | -
2015.02.01 Sunday

1000人斬り記念のキャンペーンやります

先日とうとうYoutubeのチャンネル登録が1000人を超えました。
2014年はほとんど放置だったのにこれだけ多くの方に観ていただいたのは我ながらスゴイなと思います。
その感謝と1000人斬り達成の記念という事で期間限定でキャンペーンを行います。

詳細はこちら!

・キャンペーン内容
キャンペーン期間中に使える音楽理論の動画を観て感想を送って入門された場合、
初回の月のレッスンを一回分無料で追加します。
例:月2回の場合、初回の月のみ月2回の料金で一回分レッスンを無料で追加して計3回、
以降は通常通り月2回に戻ります。
動画はこちらのページから無料で観れます。
http://www.youtube.com/user/kohtarooffical

・期間
2015/2/1~2015/3/31まで

・申し込み方法
HPのお問い合わせのページにあるフォームの件名にレッスン希望と入力し
本文か返信で送られる記入フォームに「使える音楽理論」の感想を送ってください。
現在アップされている動画のどれでもかまいません。

もし内容的に難しかったり、よくわからなかった場合、
どのあたりが難しくてわからなかったのか、
こんな内容の動画を観てみたいなどの意見も可とします。
http://kohtaro.com/wp/lesson/contact/

ただし「あ」とか「面白かったです」のような
やる気が見えなかったり、小並感(小学生並みの感想)なメールは
問答無用で落としますので本気の方のみ送ってください。
熱いメッセージ待ってます!

またキャンペーン終了後の2015/4/1よりレッスン料金が値上がりします。
今の料金体系で受講出来るのはこれが最後なので
レッスンに興味のある方はこの機会に入門をご検討ください。

※期間内に入門された方や現在受講されている方は
修了や退会するまで入門時のレッスン料金でレッスンを受講可能です。

14:39 | lesson | - | -
2014.10.27 Monday

メロディ作りの練習法

メロディを作る練習としておすすめなのは
まずは適当なコード進行を選んで
最初のコードの全てのコードトーンから
始まるメロディのパターンを考えるor演奏する。

仮にAm7だったらラドミソになるわけだ。

ラドミソを次のコードにどう繋げればいいのか悩みどころだが
コツとしてはコードトーンでもテンションでもいいからまずは共通音を探す事。
人間も共通の話題があると会話が弾む傾向にあるが
音楽も同じで共通音でラインを繋ぐと音楽的にスムーズになる可能性が高い。

ここで基礎的な音楽理論の知識が問われてくる。
仮にAm7の隣がD7だとしたら候補はラ、ド、ミになる。
(ソを使う場合はD7をsus4化する)
そうやって後のコードを繋いでいくだけで
まずは無難なラインが出来るがこれだけではちょっと物足りない。

では今度はラインとラインの隙間をどうするかという段階に移行する。
個人的にここにセンスってヤツが如実に出てくると思っている。
共通音を繋ぐ事、探す事は勉強すれば誰でも出来るし
勘のいい人は習わなくても感覚で出来る。
でもそこでどのようなアプローチをとるか千差万別。

人によっては共通音で繋いでいたラインの流れをあえて切るかもしれないし、
休符を入れるかもしれないし、共通音と共通音の間に新たな音符を入れたくなるかもしれない。
その新たな音符が上から向かうのか、下から向かうのか
同じインターバル分でも全く印象が変わってくるから面白い。

ポピュラー音楽の理論はメロディ作りに関しては
理論というよりもコツくらいの扱いなので
自由度が高い分センスや経験に依存してしまうのが正直なところだと思う。

でもこのようなシステマティックな方法を取り入れてみると
感覚では浮かばなかった方向に音が導かれることがあるし
何よりもコードに対する処理能力が上がるのでいい練習になると思う。
是非お試しあれ。

20:36 | lesson | - | -

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