2021.07.17 Saturday
10周年ってことで備忘録
twitterでもツイートしたことですが
備忘録ってことでブログにも書いておきます。
多分今年でレッスンの仕事始めて10周年かな?
10年も続くというのは何気にすごいこと。
感謝。
で、10年も教えてると
どうしてもセンスや才能というものの
存在に向き合わざるを得ない。
驚くほどセンスの良い人との出会いもあれば
ドン引きするほどセンスがない人とも出会った。
なので教え始めの頃はセンスのない人にも
機能するよう教え方であったり、
カリキュラム開発に力を入れた。
そこで一定の成果は出た。
かつては途中で脱落してたような人でも脱落しなくなった。
当社比で1.3倍くらいの成果は出たと思う。
一方でセンスの良い人は3倍以上は
余裕でできるようになるという事態も引き起こした。
つまりレッスンの質が上がるほど
センスの良い人と悪い人の格差がより開く結果となった。
確かに全体的には成長できている。
でも同じ先生が同じことを教えているのに成長率が違う。
格差をなくすために行ったメソッド開発が
より才能やセンスの存在を
顕在化させてしまったことは正直想定外だったし、
教えることの限界というのを
突きつけられたような気がした。
一方で気づいたのはセンスのない人は
音楽そのものの才能が根本的にないというよりも
それ以上に彼ら彼女たちに共通する
ある問題を抱えていることに気づいた。
それが発達障害。
つまり才能以前に発達障害の特性が
足を引っ張っているのではないかという仮説。
10年もレッスンやってると発達障害の人とも一定数出会う。
グレーゾーンも含めれば5、6人に一人はいると思う。
仮に本人から申告されなくても
認知の仕方、表情、目線の動き、声のトーン、
質問の仕方、メールの文章、距離感、
その他モノの考え方感じ方で大体わかるようになった。
で、今思えばつまずきがちだった人は
センス以前に発達障害の特性が強いことが多かった。
音楽の世界は良くも悪くも才能の世界なので
結果が出ない=才能がないで切り捨てられがち。
ただ根本的に才能がないのと
発達障害の特性ゆえにできないのは同じ出来ないでも意味が違う。
仮に発達障害の特性が足を引っ張っているのなら
そこさえなんとか出来れば道が開ける可能性も
十分にあるのではないかと同時に
それが出来れば苦労しないよねとも思う。
ただ10年間生徒と向き合ってきて
仮説ではあるけど出来ない理由の一つに気づけたのは
成果でもあるし今後の課題だなと。
備忘録ってことでブログにも書いておきます。
多分今年でレッスンの仕事始めて10周年かな?
10年も続くというのは何気にすごいこと。
感謝。
で、10年も教えてると
どうしてもセンスや才能というものの
存在に向き合わざるを得ない。
驚くほどセンスの良い人との出会いもあれば
ドン引きするほどセンスがない人とも出会った。
なので教え始めの頃はセンスのない人にも
機能するよう教え方であったり、
カリキュラム開発に力を入れた。
そこで一定の成果は出た。
かつては途中で脱落してたような人でも脱落しなくなった。
当社比で1.3倍くらいの成果は出たと思う。
一方でセンスの良い人は3倍以上は
余裕でできるようになるという事態も引き起こした。
つまりレッスンの質が上がるほど
センスの良い人と悪い人の格差がより開く結果となった。
確かに全体的には成長できている。
でも同じ先生が同じことを教えているのに成長率が違う。
格差をなくすために行ったメソッド開発が
より才能やセンスの存在を
顕在化させてしまったことは正直想定外だったし、
教えることの限界というのを
突きつけられたような気がした。
一方で気づいたのはセンスのない人は
音楽そのものの才能が根本的にないというよりも
それ以上に彼ら彼女たちに共通する
ある問題を抱えていることに気づいた。
それが発達障害。
つまり才能以前に発達障害の特性が
足を引っ張っているのではないかという仮説。
10年もレッスンやってると発達障害の人とも一定数出会う。
グレーゾーンも含めれば5、6人に一人はいると思う。
仮に本人から申告されなくても
認知の仕方、表情、目線の動き、声のトーン、
質問の仕方、メールの文章、距離感、
その他モノの考え方感じ方で大体わかるようになった。
で、今思えばつまずきがちだった人は
センス以前に発達障害の特性が強いことが多かった。
音楽の世界は良くも悪くも才能の世界なので
結果が出ない=才能がないで切り捨てられがち。
ただ根本的に才能がないのと
発達障害の特性ゆえにできないのは同じ出来ないでも意味が違う。
仮に発達障害の特性が足を引っ張っているのなら
そこさえなんとか出来れば道が開ける可能性も
十分にあるのではないかと同時に
それが出来れば苦労しないよねとも思う。
ただ10年間生徒と向き合ってきて
仮説ではあるけど出来ない理由の一つに気づけたのは
成果でもあるし今後の課題だなと。