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2013.05.15 Wednesday

本気で音楽をやるということ

先日、元プロの先輩と飲みました。

そのときに
「俺は趣味で音楽やってないから。
世間的には社畜かもしれないけど俺は音楽のために仕事している」
と言っていて。

個人的にその言葉を聞いたときスゴい嬉しかったんですよね。
彼は元々プロミュージシャンだったわけですが
紆余曲折があり今は普通の会社で働いていて空いている時間で音楽をやっています。
おそらくプロ時代の頃に比べれば音楽にかけられる時間は限られているし
もしかしたら世間ではそれを趣味や遊びというのかもしれないけど
彼の中では今も昔も音楽が最優先で絶対に趣味とは呼ばない。
実際、空いている時間のほとんどを音楽に注いでいる。

確かに今はプロではないけれども
ミュージシャンとしてこの人は死んでないというのがわかって個人的に嬉しかった。
それと同時にプロとかアマとか置いておいて
本気で音楽をやるというのはこういうことなんだとも思いました。

音楽という文字は「音を楽しむ」と書くわけですが
本気でやると時には痛みや苦しみも伴ってきます。
楽しいばかりが音楽ではありません。

ですが一度も不味いものを食べたことのない料理人がこの世にいないように
痛みや苦しみを受け入れず楽しむことしか脳がない人間がミュージシャンであるわけがない。

もちろん趣味や遊びなどのライトな音楽の関わり方を否定するつもりはないし
音楽にはそんな役割もあることは頭では理解しています。

でも音楽が趣味な人のほとんどが
音楽の楽しい面だけをいいとこ取りすることしか頭になくて
痛みや苦しみを避けようとする。

そんなイージーな音楽との付き合い方は個人的にはどうやっても受け入れられない。

楽しみだけでなく痛みや苦しみすら飲み込もうとする気概や覚悟こそが
本気で音楽をやるということではないでしょうか。
音楽の楽は「らく」をするという意味ではないと思う。

仮に音楽で食っていなくても
元プロの先輩のように他の仕事をしていても
本気で音楽やっている人は俺はミュージシャンだと思っていますし
そんな本気な人たちの力になりたいと思ってます。

02:32 | voice | - | -

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