<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< これからはじめるDTMerのためのやさしい基礎知識 | TOP | 使える音楽理論 海の見える街(魔女の宅急便)アナライズ編3 >>

2015.03.24 Tuesday

音楽を学ぶということ

たまにレッスンの問い合わせや
体験レッスンなどでやりとりして感じることでもあるのだけど
音楽を学ぶことをイージーなものとして捉えているのではないか、と感じる時があります。

プロ志向の人に意外に多いのだけど
受験勉強や資格取得に挑戦するのとノリがあまり変わらない人が少なくないというか。

確かに一年そこそこ努力すれば希望する学校に合格したり、
希望する資格を取得することも
現実的に考えて十分可能な話ではあると思う。

でも音楽、特に作曲の場合はそうはいかない。
一年そこそこ努力してモノになるほど甘いものじゃないし
あくまでスキル的な話に限定すると
まったくの未経験者がたった一年でプロの作曲家レベルになるなんて不可能です。

参考までにクラシックの作曲のための
エクリチュール(和声、対位法、管弦楽法などなど)は
習得するのに5、6年はかかると言われています。

そのエクリチュール(特に和声)から
ポピュラー音楽の現場でも機能するように
最適化、シンプル化、カスタマイズされたバークリーメソッドは
(日本でのジャズ理論やポピュラー理論はだいたいこれを指すと思います)
比較的習得が容易とはいえ普通は3年、早い人でも2年はかかります。

ちなみに上記で到達できるレベルというのは
プロとしての最低ラインの話であり
音楽的にさらに上を目指すのならより多くの時間と労力を必要とするし
むしろその最低ラインのスキルにすら辿り着けない人が大多数なのが現実だと思う。

リアルのレッスンや使える音楽理論の動画でも
理論の面白さをわかりやすく伝えているつもりだけど
元来音楽や作曲というのは難しいものなのです。

実際に俺のレッスンでもプロやそれに準ずる人、
世間で言うところの高学歴であったり、
知的高度な仕事(例えばお医者さんとか)に就いている人もいるけど
そんな彼らも時には頭から煙を出しながら、
大の大人がうんうん唸りながらレッスンを受講している日もあります。

なので一年程度音楽や作曲を学んで思うような成果を得られなかったとしても
それはある意味当然の話であり恥でもなんでもありません。

逆を言うと一年そこそこ努力した程度で頑張りが報われなかったからもう辞めます、
という人はちょっと甘いというか、
もっと厳しい言葉を使うのなら音楽を舐めすぎだと思う。

なので趣味やお遊びではなくもし音楽を本気で学びたいのであれば
脅かすつもりはありませんが
決してお手軽で簡単なものではないことをわかって欲しいというのが本音です。

でもだからこそ音楽や作曲は面白いのだと思うし、やる価値があるのだと思う。

それをわかった上で挑戦する覚悟を決めた人を俺は応援したいし、
そんな人たちが集う場としてのレッスンで在りたいと思っています。

PS
Youtubeのチャンネル登録が1000人を超えた感謝と記念という事で
期間限定でキャンペーンを行っています。
またキャンペーン終了後の2015/4/1よりレッスン料金が値上がりします。
今の料金体系で受講出来るのはこれが最後なので
レッスンに興味のある方はこの機会に入門をご検討ください。
詳細はこちら。
http://kohtaro.com/wp/lesson/campaign/

18:46 | voice | - | -

▲top

Mac