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2015.07.01 Wednesday

最近の悩み

俺のレッスンではプロを目指す人もわりといるのですが
最近そのあたりで悩んだりします。

例えば既にバリバリ音楽活動や音楽の仕事をしているような人、
才能が溢れていてプロにならなかったら音楽業界の損失となるような人は
是非そのままがんばってもらいたいのですが
(実際に結構います)
これまでほとんど音楽活動の経験や実績もないのに
なぜか音楽の世界で一発逆転を狙おうとするギャンブラーな人や、
これ以上会社や社会の歯車になるのは嫌なので
なぜかプロミュージシャンを目指そうとする現実逃避型の人に関しては

「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!」

と言いたくなるわけです(笑)。

多分講師の仕事をやってる人ならば誰しもが悩む問題だと思います。

そんな彼らと接するうちに
俺も10代の頃プロになるかどうかで親と超もめた時期を思い出しました。
当時は自分の夢をあの手この手で諦めさせようとする親が
ウザくてウザくて仕方がなかったのですが
今思えばうちの親の感覚はマトモだったと思います。

俺の場合は幸いにも一応音楽で仕事ができてるけど
確率論からすると途中で脱落する可能性の方が遥かに高いわけだし、
普通はそんな何の保証もないような仕事や業界へ行きたがる子供を
手放しで応援する親はいません。

だって水商売の世界に行くのとたいして変わらないわけだから。

「歌舞伎町でナンバーワンのホストを目指します」という子供に対して
「よく言った!頑張ってきなさい!」なんて普通は言わないでしょ。

そう考えるとよく納得してくれたな〜と思います。
ま、諦めたという言葉の方が適切なんだろうな(笑)。

もちろん彼らの人生なので彼らがどんな道を目指そうと
親でも兄弟でもない俺がどうこう口出しする権利はないのですが
新卒の内定をもらっているけれども
音楽一本でやっていきたいので蹴りますという無謀な人に対して
「ロックだねぇ!」とか
「人生一度きり!いつやるか?今でしょ!」
と口当たりのいい言葉で無責任に煽るだけの
若者応援おじさんになるのも講師としてどうかと思ってしまうわけです。

なのでそんな人たちに関しては無理とか諦めろとは言いませんが
音楽の世界で収入を得ることが
どれだけ難しい事なのかといった現実的な話をしたり、
前にもブログで書きましたが
まずは無料の壁を超えてみてください、
会社辞めるのはそれからでも遅くないですよ、
みたいな話はよくしています。

それらの話を聞いた上でそれでもやりますという人たちに関しては
大人として止めないというスタンスでいます。
才能があるかどうか、成功するかどうかなんて
結局はやってみないとわからないのも事実ですからね。

当時はわかりませんでしたが年をとってみると
不思議と親の気持ちってわかるんもんだなぁと実感する今日この頃です。

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