<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< 最近のDAW | TOP | no pain no gain >>

2012.10.31 Wednesday

ピックの持ち方

このブログになってからわりと俺のマインド的な話題が多い気がするので
たまには前みたいにミュージシャンは喜びそうだけど
一般の人は置いてけぼり的な内容のブログ書いてみようと思います(笑)。

実は俺が前に習ってたギターの先生は超フォームフェチの人で
ピックの持ち方一つにも相当なこだわりのある人でした。
俺自身もう腕一本で渡り歩いて行くギタリストの道は諦めてはいますが
今でもギターは弾いてますし好きではあるので
そこでのレッスンで得たものを今回シェアしてみようと思います。
もう何年も前のことなので記憶があやふやな部分もありますががんばって思い出してみます。

まずは俺は下のフェルナンデスのピックを使ってます。
ティアドロップ型で厚さはミディアム。

大昔はSLAVEらしくSUGIZOさんモデルを使ったりした時期がありましたが
ああいうミュージシャンのモデルって本人の指向によってコロコロ仕様変更してるんですよね。
非常に細かい違いではあるんですけど。
だけどそこで使い勝手が変わるのがストレスなので紆余曲折の結果フェルナンデスのピックに変更しました。

使ってる理由としては単純に手に入りやすかったのと素材的に削れにくいから長持ちする。
あとはまとめ買いしてしまったので今更他のを使うのがもったいなくてできないというのもある(笑)。
多分10年以上これを使ってます。

で、こんな風に今は持ってます。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが左のFERNANDESのロゴのFとEの間&ちょい下くらいに
親指の支点がくるようになってます。
そして浅く持っているのでピックの先が指先から多めに出ていますね。

ちなみに以前はこんな感じでした。

かなり深めに持っているのがわかりかと思います。
親指の支点は真ん中にあるだいたいMEDEUMのロゴくらい。

俺がそのフォームフェチの先生にレッスンを受けたときにやったことは
まずは真ん中深めフォームから左浅めフォームへの矯正でした。
雑誌とか教則本とかだとわりと真ん中深めフォームが推奨されていることが多くて
俺も10代の頃、GiGSに載ってた記事にこの持ち方が紹介されていたので(笑)
レッスンを受けるまではずっとこのフォームでした。

ただ難点としては細かいニュアンスが出しにくいんですよね。
どうしても無機質なサウンドになってしまう。

それに対して左浅めのフォームはピックのしなりを使えるのでニュアンスを出しやすいし
力のコントロールがしやすいんですよね。
プラス意外と安定する。
特にカッティングのときとか顕著。
試しに両方のフォームで弾き比べてみてください。
もちろん好みはあるでしょうけどおそらく下手に機材変えるよりもサウンドが変わります。

あと重要なのはピッキングの時は力を入れないこと。
自分も過去そうだったんですが特に生でギターを弾く習慣のある人は無駄に力が入っている可能性が高い。
でも上手い人って意外なくらい力が入ってないんですよね。
先生もそうだったんですが生だとほとんど音が聴こえないくらい。
エレキギターというのはアンプも含めて一つの楽器なので
アンプの音量は若干大きめに設定して
ピッキングでヴォリュームをちょうどいいくらいに持っていくのがベストかと思います。
そうやって弾くようになってからトーンはもちろんですが
大きな変化としてまずはピックが圧倒的に長持ちするようになりました。
逆にピックがあっという間に減るという人は力が入りすぎている証拠かもしれません。
おかげでまとめ買いしたピックはまだなくなる気配なしです(笑)。
それまでどんだけ無駄な力が入ってたんだよっていう。

他にもピッキングにしろ、左手のフォームにしろ細かいこと合わせると
フォーム関係だけで数ヶ月くらいかけてレッスンしましたが
それでテクニック面での変化はあまりなくてもトーンは確実に変わりました。
よりギターらしい音になったというか。
なので今まで独学で練習してきたこと何だったんだろうと愕然とはしましたけどね。
「俺はなぜあんな無駄な時間を…」と涙する三井寿みたいな感じでしたよ(笑)。

たかがピック一つとってみてもガチのプレイヤーはこのくらいは当たり前のようにこだわってます。
素材とか厚さとかスペック的なこと気にする人は多いけど、
フォームにここまでこだわっている人はあまりいない。
そういった意味でプレイヤーというのはある意味アスリートみたいなものですね。

よく機材が安価にそして高性能になったおかげで
プロとアマチュアの差がなくなった的なこと言われますけど俺はそうは思わないです。
確かに機材とか楽器はお金さえ出せば誰でも買えるけど
フォームを含めた演奏力はお金だけじゃ手に入らないからです。
いくらネットで情報が手に入りやすくなったといってもこの辺りの差が縮まることは今後もないでしょう。
だってみんなこういう地味なトレーニング大嫌いだろうから(笑)。

でもどの分野でもそうですが結果出してる人ってほぼ例学なくそんな地味なことを積み重ねているんですよね。
俺が純プレイヤーの道は諦めてもギターを弾いているのは
そんなプレイヤー達のストイックさから学べるものがあるから。
なので打ち込みでの再現率が上がった今のご時世だからこそ
プレイヤーへのリスペクトの気持ちはクリエイターとして忘れないようでいたいと思っています。

17:43 | equipment | - | -

▲top

Mac