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2012.11.14 Wednesday

等身大の自分(笑)

自称等身大系(笑)のミュージシャンの人と話してて毎回思うのだが
本当に自分をそのままを出せば受け入れられると勘違いしてる人が多すぎる。
そんなわけないでしょ。
等身大の自分を認めてくれる存在なんて家族しかいないよ。
仕事の面接行くときは服装髪型気をつけるのに
ライブのときは着たい服着てるだけっていうのはちょっとお客さんを舐めてるとしか言いようがない。

確かに等身大系でウケてるアーティスト、ミュージシャンは実際にいる。
だけど彼らは等身大っぽく見せているだけで実はかなり計算している。
例えるなら女性が時間をかけてナチュアルメイクをしてるみたいな感じ。
着飾ってるように見せないだけで
実はかなりこだわってファッションを含めてブランディングや演出を考えている。

嫌なこというようだけどありのままの自分のことを理解してくれる人なんて家族しかない。
他人や社会はそんなのに価値を感じてはくれないし、
金を払ってくれるような呑気な時代でもない。
価値を感じてくれるのは表現者としての自分だけ。
つまりせいぜい自分の中の二割くらいしか興味がないってことだ。

大事なのはその二割をどこまで増幅するかってこと。
それをとことんまで増幅すると一気にカリスマ、ブランド化する。

例えばアイドルってトイレに行くようなイメージないかもしれないけど
実際はクソもすればゲロも吐くし
男のアイドルだってAVやエロサイト見て抜きまくってるよ(笑)。
でもそう理屈ではわかっていても彼らのそんな姿がイメージできないのは
二割以外の八割、つまり表現者としての自分以外の要素をとことんまで排除しているから。
その結果二割が強調されるってこと。

表に出る以上このくらいのTPOは当たり前のようにみんな理解してると思ってたんだけど
意外と等身大系や普通系なアーティスト、ミュージシャンの人は抜け落ちてることが多い。
どんなにやっている音楽がよくてもこのくらいの見せ方すら押さえてないのはもったいないな〜と思う。

そういう意味でV系は見せ方という面においてはあらゆる音楽ジャンルの中でも相当レベルが高い。
ただ単にメイクしているだけじゃなくて
各メンバーがどう人に見せるのか、
または見られたいのかをちゃんと意識して活動している。
少なくともそこには等身大の自分はいないし、
逆に出したらだいたいの場合一気にファンが離れていく(笑)。

音楽面ではレベルが低いとバカにされるし、
そういわれても仕方のない部分もあるのは事実だとは思うけど
(もちろんちゃんと音楽やってる人も少数いるのはわかってますが)
見せ方への情熱に関してはもっと評価されてもいいんじゃないかと思う。

だからこそ日本を代表する音楽ジャンルの一つになっているわけだし
俺の周りにもV系に憧れて日本に来たって外国人の友達が実際に何人もいるしね。

なので個人的には他のジャンルの人もV系をマーケティング&ブランディング的な目線で研究すると
なにかヒントになるようなものが見つかるんじゃないかと結構マジで思っています。

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